2023年11月1日水曜日

対案示し、岸田政権を追及

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


 

臨時国会が始まりました。最大の課題は物価高騰からくらしを守ることです。岸田首相は、30年にわたる「コストカット型経済」の転換と言います。けれども、非正規労働者を増やし、賃金が上がらない国にしてきたのは誰なのか、相次ぐ消費税増税と社会保障削減の一方で、法人税の減税を行ってきたのは誰なのか。自公政治だったではありませんか。そのことへの反省もなく、まるで他人事。怒りでいっぱいです。

 くらしの実態は深刻です。消費税廃止各界連のみなさんと新宿駅前で宣伝をしました。シール投票で「消費税は減税」と貼ってくれた方からは、「食料品の値上がりもすごいけれど、この前買ったかまぼこが小さくなっていて驚いた。冷蔵庫のなかは値引きシールの貼ってあるものばかり。総理が『経済、経済、経済』というだけではくらしが良くならない。消費税はなくしてほしい」と怒りの訴えがありました。総理の言う国民への「還元」は右往左往の末、結局は限定的。消費税の減税こそ効果的、減税すればインボイスも中止できることになります。

 代表質問で、政府はハマスを非難するだけでなく、イスラエルに地上侵攻しないよう求めるべきとの質問も、大阪・関西万博の中止を求めたのも日本共産党だけでした。万博の質問には議場が沸いた一方、維新の会は静まり返っていました。あらゆる分野で行き詰まる岸田政権に対案を示し、厳しく追及していきます。


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