岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
昨年の参議院選挙以降、「資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会」に所属しています。3年間を一つのサイクルとして、テーマに沿って、主には参考人から意見をうかがって質問をします。エネルギーの調査会は政府質疑の機会もあります。この国会からが本格的な活動で、すでに2回の参考人質疑を行ってきました。
質疑を通して感じているのは、東京電力福島第一原発事故のことなどまるでなかったような議論が出ているということです。「脱炭素を進めるため」「電力需要が増えてくるから」などと言いながら、原発も再生可能エネルギーもともに進めていかなくてはならないという意見や、原子力に依存するしかないのではないかといった意見も出ました。原発回帰の流れが大きくなっていることを感じます。
アメリカとイスラエルによるイラン攻撃でホルムズ海峡が封鎖され、化石燃料に依存することの問題が明らかになってきました。再生可能エネルギーのコストは下がってきている一方、原発は電気料金に明示されない巨額な費用がかかっており、経済合理性がないことが明らかになっています。
世界では、昨年の前半、石炭火力を抜いて再エネが世界最大の電源になったことを参考人が紹介してくれました。脱炭素というだけでなく、経済合理性からみて再エネが増え続けているといいます。地域と共生する再生可能ネルギーの導入を。全国の取り組みにも学びたいと思います。