2015年5月27日水曜日

たたかいと論戦一歩も引かず


紙智子 参院議員
 「国会かけある記」

 政府は「戦争法案」を閣議決定し、審議が始まりました。
「正社員ゼロ」法案と言われる労働者派遣法の改悪案、国民
負担を増やす医療保険法の改悪案、プライバシー侵害する
マイナンバー法(国民共通番号)、農協等を解体する農協法
改悪案など、悪法が次々と。
 一方、国民の運動も「悪法ゆるさない!」との声を響かせ
、国会の内外でたたかいの輪を広げています。
 5月17日は、沖縄で新基地建設反対の3万5千人の集会が
大成功。「屈しない!」の文字がテレビで映し出され、強烈な
アピールになりました。アメリカにも届けると言います。
総理官邸は真剣に受け止めるべきです。
 また同じ日に行われた大阪の住民投票は、文字どおり激しい接戦の中で、橋下市長
の大阪都構想は住民によって否決されました。新たな共同のたたかいが広がり、
市民一人ひとりが、真剣に考えて、悩み、判断を下しました。この結果は、大阪のみ
ならず国政にも大きな影響を与えています。
 北海道でもたたかいは続いています。JAや森林組合、漁連などが開いた、「TPP交渉
の国会決議を守れ!国会議員に要請する集会」が行われ、初めて畠山和也議員と私と、
衆参がそろって参加し、総選挙での躍進も実感しました。
 どの分野でも、安倍暴走政治に一人ひとりが真剣に向き合い、自らの問題とした
たたかいが広がっています。国会でも一歩も引かない論戦に挑みます。
国会内外のたたかいを広げ悪法を断念に追い込み、葬り去りましょう!