2018年7月14日土曜日

あったかいなあ、共産党


畠山和也 前衆院議員
「国民の願いを胸に」

 15日は日本共産党の創立記念日。96年の不屈の歴史は、
一人ひとりの党員の力があったからこそです。
 入党のお勧めで、一緒に歩いたAさんは戦争を体験された
80代。終戦を迎えて平和な毎日を過ごしますが、国が警察
予備隊を募集するというので応募したそうです。ところが
解散させられた日本軍の素晴らしさを上官が説いたり、
ほふく前進の訓練も実弾が頭上を飛び交う事態に驚いたと
いいます。
 Aさんの「戦争の反省もないいまの安倍政権は危ない。
無駄な訓練などやめて、くらしに税金を使うべきだ」と穏やかな、しかし迫力ある
話を私もそばで真剣に聞きました。
 「子や孫を絶対に戦争へ行かせてはならない」との言葉が、とても重く響きました。
 小樽市のある支部に伺うと、先日亡くなられた党員の写真が掲げられていました。
近くに身寄りがなく、党支部として「お別れ会」をしようという日でした。その前に
ひと行動と入党者を迎えた帰りに支部の方が「好きだった団子を買ってかえろうか」
と話をされていました。共産党って、本当にあったかいなあと思いました。
 平和のため、世のため人のため。日本共産党の力ここにあり。先輩たちが積み
上げた歴史と信頼のもと、いまの時代の活動がある。豪雨災害の救援よりも、カジノ
推進に明け暮れる安倍政権を変える力は、やっぱり日本共産党です。
         (しんぶん赤旗 2018.7.14掲載)