2018年12月12日水曜日

70年ぶりの「漁業法」大改悪

紙 智子 参院議員 
「国会かけある記」


今日(12月10日)で臨時国会が閉会します。
今年の夏は日本列島各地を集中豪雨、台風が襲い、
北海道は地震とブラックアウト(全道停電)など
深刻な被害が広がりました。この短い臨時国会、
政府与党は補正予算をつけたものの、住宅支援
など制度改正まで踏み込むことを避けました。
 一方急いだことは、70年ぶりの大改悪である漁業法の改正、日EU・EPA協定の承認、出入国管理法の改正です。与党で多数の議席を持っているからと言って、数の力で押し切っていいわけありません。漁業法改正案で意見陳述された参考人は、「戦後、漁業法が出来たとき、浜はよろこびで沸き立った」と言われました。私は浜で喜びが沸き起こる議論をしようと呼びかけました。
しかし政府与党は、国民の意見は聞かない。納得できる説明をしない。勝手に「ご理解ください」と答弁し、都合が悪くなると「ご指摘はあたらない」と開き直る。これが自民党、公明党政権の特徴です。
だからと言って、すべて押し切られているわけでは、ありません。野党共同ヒアリングは155回を数え、新しい種子法を求める請願が出る。野党と市民の共同は確実に発展しています。日本の未来を実感します。
来年の統一地方選挙、私自身がたたかう参議院選挙、なんとしても勝利したい。その思いが先走ったのか、昨日(12月9日)、左足の甲骨を骨折しました。けがをしっかり治して頑張ります。


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