2019年12月14日土曜日

農水委でも大事な議論


紙 智子 参議院議員
「国民の願いを胸に」

 疑惑を隠したい安倍政権と疑惑究明を求める野党との綱引きが続いたまま臨時国会(第200回国会)が閉幕しましたが、「このまま幕引き、逃げ切りは許さない!」という国民の怒りの声が、続いています。
 同時に、国民生活にかかわる大事な問題にも注目が注がれ、農林水産委員会を傍聴したJCPサポーターの皆さんが、インタビューに来てくださいました。
 「『桜を見る会』だけでなく、大事な問題が議論されていたんですね」と、受け止めていただいたことはうれしいことです。酪農・畜産価格を決める審議会(12月中旬)の前に、衆院と参院で農林水産委員会が行われました。
 強行された日米貿易協定にTPP11などをあわせた牛乳・乳製品の生産額への影響は、農水省の試算で、バターや脱脂紛乳1㌔あたり4~8円の減少、チーズは最大40円減少します。生産者が希望を失わずに、再生産できる価格設定にすべきだと求めました。サポーターの皆さんには新鮮に受け止められたようです。
 厚生労働省による全国の公立・公的病院の再編統合の対象病院に農林水産省が所管するJA厚生病院が含まれています。見解を求めたら農水相は「大変唐突で、非常に迷惑だ。『議論のたたき台』と言うが徹底して抵抗しないといけない」と答弁しました。地域医療の切り捨ては必ずやめさせましょう。




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