2020年11月11日水曜日

汗して働く人を切り捨てるな

 

畠山 和也 前衆議院議員
「かけある記」

 再び新型コロナウイルスの感染が広がっています。これまでも「休業と補償はセット」「雇用調整助成金の延長・拡充」「医療機関の減収補てん」など求めてきましたが、引き続き要請していきます。お困りごとなどは、遠慮なく日本共産党へご相談ください。

 広い北海道は医師・看護師が足りないうえ、みずからの感染リスクもあるために、検査体制・医療体制を確保することに大変な苦労があります。社会保障予算を抑え続けてきた、政治の責任の重さを痛感します。各地の実態を聞くたび、真っ先に「自助」を掲げた菅首相への腹立たしさが込み上げてきます。

 デジタル化の進展とコロナ禍での需要減少が重なり、日本製紙釧路工場が紙生産の終了を発表しました。衝撃的です。地元の関連取引会社は十数社あるといい、これからの雇用と地域経済を守ることに力を尽くさなければなりません。

 私が育った宮城県石巻市にも日本製紙の工場があります。前身である十條製紙の名の方が私にはなじみがあって、工場周辺の事業所へ弁当を配達する親についていった記憶があります。汗を流して働く大人の姿や、わが家の食堂も社会とつながりあっているのだと知ることができたのでした。

 政府の成長戦略会議では、コロナを機に「中小企業の数を半分以下に」との主張が出ています。地域に根づく業者や働く人を冷たく切り捨てる発想に、私は怒り心頭。日本共産党を躍進させ、〝必ず政権を変える〟思いでいっぱいです。


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