2023年3月1日水曜日

党の「鉄道提言」に共感 

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


2月15日~17日は鉄路と酪農の聞き取りを、18日は芽室町と幕別町、19日は旭川市、23日は札幌市西区で統一地方選挙に向けた演説会に参加しました。

 北海道新幹線の札幌延伸工事費は、当初計画(1兆6700億円)から約6450億円も膨らみ道民負担が発生します。札幌市によると、国からは十分説明はされていないと言われます。

 在来線の廃止も地域に大きな影響が出ます。富良野市では「JR根室本線の富良野―新得間を存続させる」署名に取り組む住民団体と懇談、新得町では同じく「存続を求める会」から「知事選の争点にしたい」と語られました。南富良野町長や議会副議長からも要望をお聞きしました。

 札幌商工会議所は、物流は北海道経済の全体の課題で、トラックドライバー不足もあり危機感等が語られました。十勝のJA士幌町はジャガイモの約7割、JAめむろからは2割をJR貨物で道外に移出し、遠くは鹿児島まで出していると重要性が語られました。

 専門家、研究者との懇談では道路予算に偏重した国の交通行政の在り方が議論になりました。どの懇談でも、わが党の「上下分離」方式(国が鉄道施設をもち、JR各社が運行する)等の「提言」が好評でした。統一地方選挙でもおおいに広げていきたい。

 十勝では2月14日の「酪農の灯を消すな!」国会集会に参加した二人にお会いできました。集会では語り切れなかった現場の実態と怒りを聞くことが出来ました。論戦に生かします。


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