2023年4月15日土曜日

エッグショック



 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

「エッグショック」が広がっています。卵が足りずお店から飲食店から卵が消える現象です。原因は鳥インフルエンザの感染拡大。鶏卵1㌔・Mサイズの卸売価格は20222月の175円から今年4月は350円と2倍に都内のケーキ店でも電気代などを節約しても値上げせざるを得ないといいます。
 先日入った飲食店のメニューには、「5月からオムライスは中止します」と書かれていました。中華料理、パンケーキ、茶わん蒸しなどに影響が出ています。

卵は、高たんぱくで栄養価が高く、安価で手に入るので人気の食材。庶民にとっては食卓に欠かせない食材です。 買うかどうか迷って買わずにきたという声も聞かれます。
 鳥インフルエンザの感染拡大が、生産者にも消費者にも影響を与え、従来とは違ったステージになっているのではないか。 農林水産委員会で質問すると農水相は、「同じ認識だ」と答えました。今シーズン、鳥インフルエンザは26道県84事例が発生し、約1700万羽が殺処分に。 生産者は「ウイルスが入らないように衛生管理をやっているのになぜ防げないのか」「朝、鶏舎の扉を開けるとき、緊張感に襲われる」と言います。
 国民の食卓、加工業や、流通業者など、広い範囲に影響が広がっているだけに感染拡大防止対策と再建への支援が必要です。 感染ルートの解明と同時にウイルス感染に強い鶏の飼い方も考え直すときではないでしょうか。


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