2018年10月11日木曜日

亡国の政治を倒すたたかい


紙 智子 参院議員
「国会かけある記」

 北海道を襲った台風と続く大地震から1カ月が経ちました。
いまだに500人近い被災者が避難所での生活を余儀なく
されています。冬を前に急がれる住まいの支援。
 9月27日には、畠山和也さん(北海道地震対策本部事務
局長)と政府へ要請を行なったら、翌日の28日に政府は
激甚災害指定を閣議決定したのに加え、新たな酪農対策を
はじめ支援策を発表しました。 いまある制度を活用すると
ともに、現場にあった支援策を求めることが大切です。
  安倍総理は、自民党の総裁選挙が終わり、総選挙で
勝ったかのごとく亡国の政治を加速させています。 「東方経済フォーラム」で
ロシアのプーチン大統領が安倍首相に向かって「年末までに前提条件なしで
(日ロの)平和条約を結ぼう」と言われても異論を挟まない安倍首相。
  アメリカのトランプ大統領には、わざわざ日本から事実上の日米FTA(自由
貿易協定)交渉を呼びかける亡国ぶり。日米共同声明の在日米国大使館訳は
「日米貿易協定の交渉」となっているのに、日本政府は「日米物品貿易協定
(TAG)」と造語まで作りました。ねつ造、改ざんはお手の物、ひどいものです。
  しかし、国民はだまされない。 政府からどんな圧力があろうが、辺野古の新基地
建設は許さないオール沖縄のうねり、過去最高の得票を得た玉城デニーさんの当選
には心から喜びました。日本の未来を感じます。 いよいよ臨時国会。暴走、亡国
政治を倒すたたかいが始まっています。