2019年2月5日火曜日


紙 智子 参院議員
「苦難軽減に役立つ論戦に」


 128日から通常国会が始まりました。統一地方選挙、
参議院選挙に直結する国会です。安倍政権を退陣に追い
込む論戦が求められます。
またもや不正が発覚しました。毎月勤労統計の不正、雇用
保険や労災保険2000万人に被害がおよびます。昨年の賃金
の伸び率がかさあげされた、実は実質賃金はマイナスだった可能性も疑われています。それなのに消費税10%増税など、とんでもありません。第三者の調査と言うのも厚生労働省のお手盛りです。ウソと偽り、そんたく政治を許してはなりません。真相解明が求められています。
そんな中21日、北海道じん肺勝利報告をかねた新春のつどいに参加しました。北海道住石マテリアルは、原告の訴えを認め賠償を約束、和解しました。原告の皆さんの長年の苦労が実りました。心から喜びたいと思います。この結果を見ることなく亡くなられた19名の方々には、心から敬意を表したいと思います。
2日には日本共産党宮城県委員会が主催した災害シンポジウムに参加し話しました。東日本大震災から間もなく8年になろうとしています。その後も各地で災害が相次ぎました。北海道でも震度7の胆振東部地震とブラックアウト。自然災害と人災は違います。自然災害に備えて被害を減らすために何が必要なのか。考える機会となりました。今も仮設住宅での暮らしを余儀なくされている皆さんの苦難軽減に、役に立つ国会論戦に、力を尽くそうと思いました。