2020年7月8日水曜日

14団体、困難を打開する取り組みが


紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
 
 新型コロナ禍で移動できず、3か月ぶりに札幌で街頭宣伝。畠山和也前衆院議員、岩渕友参院議員とマイクを握りました。北海道知事は2月27日に国に先立って「緊急事態宣言」を出し、その後、国も宣言を出したので、北海道は長期間の「自粛」を余儀なくされました。道生連、中小企業家同友会、道労連、農民連、民医連、新婦人、高教組、道教組、自由法曹団、北商連、北農中央会や生協連、札幌市医師会、女のすぺーす・おんの14団体から要望を聞きました。どの団体からも暮らしや経営などの深刻な実態が語られました。
北農中央会では、退任した飛田稔章前会長と新任の小野寺俊幸会長と懇談。飛田氏は「会長の間、自給率が上がらなかった事が心残りだ。これが日本政府の弱さだ、食と農を守れる国にしてほしい」と言われ、小野寺氏は「農村で‶ゆりかごから墓場まで″支えているのが協同組合と厚生病院だ。新型コロナの患者を受け入れた病院もそうでない病院も赤字だ。国が責任をもって支援をしてほしい」と訴えられました。どの団体も困難を打開する取り組みをしています。国会閉会中審査で取りあげたい。
7月5日の東京都知事選挙、宇都宮健児さんは勝利できませんでしたが、大健闘されました。「人々のいのちとくらし、人権を守るために働いてきた弁護士宇都宮さんを都知事に」と市民・野党の共闘が発展しました。コロナ対策への財源の根拠を示しての論戦は、今後の闘いへの財産です。

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