2022年8月3日水曜日

汚染水海洋放出の強行は許さない

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


 東京電力福島第一原発事故によって汚染水が今も増え続けるもとで、原子力規制委員会が海洋放出する設備計画を認可しました。計画には1200件を超える意見が寄せられ、漁業者だけでなく、宮城県知事が「海洋放出以外の方法の検討を」求めるなど、反対や懸念の声があがっています。政府と東京電力は福島県漁連と「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と約束し、漁業者が反対しているにも関わらず、海洋放出の方針を強行し、認可の必要がない工事を「環境整備」と称して進めてきました。

 参議院選挙後、福島県漁連から初めて電報をいただきました。大きな激励だと思っています。その思いを受け止めて、海洋放出を強行させない世論と運動を広げていきたい。

 この間、選挙結果を報告しながらご意見などをうかがっています。「88歳だけれど、いてもたってもいられなくて自分で原稿をつくってメガホン宣伝に参加した」など、胸が熱くなることばかり。改めて感謝の思いでいっぱいです。

 コロナの感染拡大、物価高騰、国葬や旧統一協会と自民党との関係など、どこでも話が止まりません。こんなに問題が噴出しているにも関わらず、臨時国会をまともな議論もしないまま終わらせようとする。これでは命もくらしも守ることはできません。素早い対策、十分な議論、真相解明など、閉会中審査の開催を含めて迫っていくとともに、こんな政治を変える力をつけるために頑張りたい。


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