2023年7月12日水曜日

アイヌの歴史、文化大切に

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


白老町にウポポイ(民族共生象徴空間)が開業し、3周年の、記念式典に参加しました。国や道、アイヌ協会の役員、自治体首長、国会・地方議員らが集い交流しました。

 ウポポイは2020年に開業したものの、コロナ禍のもと、来館者が予定より少なく苦慮したものの、少しずつ増え繰り返し来館する人もいるとのこと。アイヌの歴史、文化を知り、「ウアイヌコロコタン」(互いに尊敬し合う場)として大切にしてほしいと思います。

 久しぶりの出会いの場になりました。

 アイヌ語を母語として守ってほしいとの要望をいただいた三石アイヌ協会の幌村司会長、2008年衆参の国会決議をあげる際にお話をうかがった関東ウタリ会の丸子美紀子会長、阿寒の木彫り作家秋辺日出男さん、白老に移住した古布絵作家の宇梶静枝さんの息子で俳優の宇梶剛士さん。ウポポイのPRアンバサダーとして参加し、言葉を交わしました。アイヌ政策やウポポイの今後の課題を探求したいと思います。

 式典が終わってから2019年に成立した「アイヌ施策推進法」を審議する際、宮本岳志衆議が意見をうかがった岡田路明白老アイヌ協会事務局長とパートナーの育子さんを訪ねました。育子さんはアイヌ民族の刺繍作家として活動されています。立野広志衆院9区予定候補と、運営されている刺繍サークル「フッチコラチ」(おばあさんのように)のことなど時間が立つのも忘れて聞きました。

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