2015年1月27日火曜日

国民の願いを胸に



参院議員 紙  智子
  「現場見ず予算つくる冷酷」

 26日から始まる通常国会を前に、衆参の農林水産委員会で、
論戦が始まりました。酪農・畜産価格についての審議です。
 総選挙で日本共産党の衆議院議員が21人になり、衆議院で
は9年ぶりの質問です。
衆議院で畠山和也さん、斉藤和子さん、参議院の私と3人の農林
水産委員になったことで、農水省の役人は事務所に何度も顔を出
し、丁寧に説明します。
 13日、衆議院の畠山和也さんの初質問には、党の新人議員の
皆さんがそろって応援傍聴しました。
翌日の参議院では、早速「共産党は、新人議員がそろって、衆議院
の農水委員会を傍聴したそうだね。さすが、勉強熱心だ」と話題になりました。
注目度が、この点でもアップしています。
 今年も、安倍政権の暴走ぶりがあらわになっています。
沖縄の翁長雄志知事が上京し、農水相に面会を求めても、大臣は、知事の同席を認め
ませんでした。
 参議院の農水委員会で冒頭、沖縄にとってサトウキビは生命産業と言われているの
に、なぜ会わないのかとただしました。
大臣は、「予算編成等でスケジュールが立て込んでいて、時間をとることが
できなかった」などと答弁。
委員会室は、一斉に「えーっ、本当かなー?」と疑惑の声が飛びました。
現場の声を聞かずに予算をつくる。誰のための税金なのか。
安倍政権の冷酷さに怒りがこみ上げてきました。
                 (しんぶん赤旗 2015.1.24掲載)