2016年3月24日木曜日

TPP「国会決議違反」が8割、批准阻止の闘いを


紙智子 参院議員
 「国会かけある記」

 3月20日付しんぶん「赤旗」の日曜版で道内JA(農協)
組合長を対象にしたTPP問題でのアンケート結果を掲載
しています。
 「国会決議違反」と答えた組合長が八割。昨年の「大筋
合意」以来、安倍内閣は政府を上げて、TPP政策大綱を
携えて「大丈夫だ!大丈夫だ!」と「説明」してきたにも
かかわらず、やっぱり「国会決議を守れなかった」と答え
たのは8割、ほぼ100%が「TPPの影響は重大」と答え、
しかも8割を超す組合長が安倍政権の農業
政策に対し「評価しない」と答えていることは、政権に衝撃
を与えているでしょう。私も国会で質問したことが、裏付け
られる結果でもあり、大いに励まされます。
 衆議院では、TPP特別委員会を設置し、審議を進めようとする
動きが伝えられています。国会論戦とともに、国民の世論と運動が、批准阻止へ
情勢を動かすことになります。
 とりわけ、全国注目の中で、迫っている衆議院5区の補欠選挙は、地域の特徴
としても、札幌のベッドタウン地域であると同時に、千歳・恵庭を含む自衛隊駐屯地
がある地域であり、農業地域が広範囲に広がるところです。選挙の結果が、
安保法においても、TPPにおいても安倍政権の戦略に大きな影響を与える事は
間違いありません。
安倍与党勢力VS野党と市民の対決構図が鮮明です。野党統一候補の池田まき
さんを勝利させ、「安保法廃止!」「TPP阻止!」「安倍政権打倒!」へつなげ
ましょう!