2017年2月28日火曜日

言うべきこと言ってこそ


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 与党は週明けに、来年度予算の衆議院通過のレールを敷い
ています。しかし、「働き方改革」、社会保障の削減、過去
最高の軍事費、アメリカ追随の外交姿勢…。くらしや外交に
ついて議論は山積みですし、南スーダンPKO「日報」問題
・高級官僚の天下り・森友学園への国有地売却問題なども
解明されていない。まだまだ審議が必要!
 十分な審議を保障するために、理事会などでの一言ひとことは重い意味を持ちます。
質問時間の確保は、とても政治的な問題です。予算委員会は、高橋千鶴子議員が
その役割を果たしてきました。理事会での厳しいやりとりの報告を聞くたびに、
質問時間をムダにしてはいけないとつくづく思います。
 議席が増えたので、以前と比べれば質問時間は確かに増えましたが、国民の声を
代弁し、安倍政権の暴走をただし、解決の道筋を提起するまでには、まだまだ
時間が足りません。                              そそれでも問題の中心点を突くのが日本共産党の値打ち。ある
与党議員は、私に「いったん自衛隊を南スーダンから戻した方がいいと思う」と
ボソッ。効いているんですね。
 日ロと日米の両首脳会談について、それぞれ予算委員会で質問しました。
ロシアにも米国にも、まともな主張さえしない安倍政権。理事会での高橋議員の
方が、よっぽど筋を通してるぞ!とヤジの一つも言いたくなります。
        (しんぶん赤旗 2017.2.26掲載)