2019年5月18日土曜日

集落の意欲、苦労話に感動


紙智子 参議院議員
「国民の願いを胸に」

 3日連続の質問となりました。農林水産委員会で、農地を集め
流動化させる農地中間管理機構法の改正をめぐり、政府質疑と
参考人質疑がありました。
 参考人として出席された和歌山県紀ノ川農協の宇田篤弘さんは、ミカンの産地で中山間地域だった和歌山の農業が、牛肉オレンジの自由化で大打撃を受け、耕作放棄地が拡大した中で、地域の再生をするために、地域にあった農産物生産に取り組んできた苦労話や、地域の人の意欲を引き出し、担い手を育ててきた経験を紹介しました。
 農地流動化・集約が先にありきではなく、集落全体でどんな将来を設計するのかの話し合いと目標を引き出すことが大事だと語りました。これぞ本質だと、感銘を受けました。
 沖縄北方特別委員会では、日ロ領土交渉と漁業問題を質問しましたが、「コメントない」との答弁をくり返す河野外相には怒りを覚えます。北方四島の交流事業で「北方領土は、戦争しないとどうしようもない」などと元島民に暴言を浴びせた国会議員には、「議員辞職せよ」と怒りが沸騰しています。
 いよいよ参議院選挙勝利に向けて走り出します。今週は、日本共産党の宮城県の議員団の政府交渉、来週は福島県、来月は北海道の政府交渉が予定されています。
 切実な要求実現、参議院選挙勝利で安倍暴走政治を終わらせましょう。