2019年5月11日土曜日

言うべきこと、言わなきゃ


畠山和也 前衆院議員
「国民の願いを胸に」

 想定される参院選の公示まで2カ月を切りました。他党の候補も連日、訴えをしています。
 10日は、4島へビザなし訪問で出発する日でもあります。間近に見える国後島なのに自由に行けない理不尽さを道東に来てつくづく感じています。
 9日は根室市で元島民の方から話を伺いました。12年前に私が候補者活動を始めた時に、ご自身の苦労や4島の歴史を話して下さった方です。「元島民の平均年齢も84歳を超えました。次の世代に継承することが課題です」との話を聞き、いっそう責任の重さを実感しました。
 ”安倍首相は「2島返還で決着させるのではないか”と疑念が広がっています。
 ロシアへの「配慮」から、これまでの「日本固有の領土」とも言わなくなりました。元島民の方は「私が若い時は手弁当で本州まで返還運動キャラバンに行ったんだよ」と笑って話され、ポツリと述べた「相手の国に言うべきことを言わなきゃいけないのに」との言葉が心に残りました。
 戦闘機「爆買い」による米国いいなりも極まっています。安倍首相に外交を任せていたらどこに連れていかれるかわかりません。やっぱり参院選で安倍政権を終わらせたい。思いを強めつつ、まもなく羅臼町に到着です。