2022年2月25日金曜日

憲法が生きる政治へ



松橋 ちはる 党道委員会国政相談室長

「かけある記」


釧路市、厚岸町、別海町へ紙智子参院議員とともに調査に行きました。初日、別海、厚岸、浜中3町にまたがる陸上自衛隊矢臼別演習場に囲まれた場所にある「矢臼別平和資料館」と故・川瀬氾二さんが守り抜き活動拠点にしていた「型ハウス」を訪れました。

 矢臼別平和委員会事務局長の中村忠士別海町議が案内し、資料館を「育てる会」佐々木孝雄会長と吉野宣和平和委員会元会長が、反戦平和の闘争の歴史を説明してくれました。矢臼別に暮らす浦舟三郎さんも来てくださいました。

 型ハウスには川瀬さんが自ら書かれた憲法の条文が今も輝いています。ハウスの中で薪ストーブを囲んで懇談し、川瀬さんが多くの仲間と守ってきた憲法を次の世代にどう引き継ぐかが使命であり、壊すものが現れたら闘うと話していたことを知りました。「普通の暮らしがしたいだけ、私はここに居たいのです」という川瀬さんの人柄が伝わる優しい言葉を聞き、自然と涙が出てきました。

昨年、オスプレイが参加する日米合同演習が強行された矢臼別。手抜根で開かれた土地で監視活動が毎日行われ、ここには憲法9条が生き続けていると実感しました。「戦争放棄を誓った憲法9条を決して変えてはいけない」との想いをさらに強くしました。参院選で日本共産党が勝利し、憲法改悪を断念させましょう!


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