2023年3月8日水曜日

女性差別なくす運動の力強さ

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


 

「女性差別撤廃条約実現アクション」のみなさんが、女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求めた外務省要請に同席しました。

 日本は1985年に条約を批准していますが、議定書は批准していません。選択議定書には、権利が侵害されたときに個人が国連に通報できる制度や権利侵害に対して調査を求める制度があり、条約と議定書はセットになっています。

 5月に行われるG7サミットではジェンダー平等の達成も大きな課題の一つです。議定書を批准する国はすでに115カ国にのぼり、G7で批准していないのは日本と条約本体を批准していないアメリカだけです。

 議定書の批准を求める意見書が可決された地方議会は189にのぼっており、全会一致で可決する議会も多くあります。昨年12月議会で意見書を可決した17市町のうち12を北海道が占めていて、党地方議員団が他会派に働きかけるなど重要な役割を果たしています。

 対応した外務大臣政務官は、「国としては検討すべきという論点が残っているという立場は変わらない」とかたくなでした。参加されたみなさんは「批准を前提とした検討を行うべき」「議定書ができてから23年。何をしてきたのかと言われてもおかしくない」「サミットの議長国としてリーダーシップを発揮するべき」など厳しく指摘。積み重ねられてきた運動の力強さを感じました。政府はすみやかに議定書の批准を!この声を広げていきましょう。


2023年3月4日土曜日

保育の低賃金変える

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

賃上げや待遇改善を掲げた春闘の中央行動があり、国会は労働者の声に包まれました。行動に参加した保育士さんや国立病院の看護師さん、タクシー労働者のみなさんなどが来室してくれました。
 全国福祉保育労働組合宮城支部の方からは、行動に参加できなかった保育士さんの直筆の手紙が届けられました。そこには保育士としてのやりがいと、その一方で不十分な配置基準と低賃金の実態、豊かな保育をしたいという思いがつづられていました。
 保育士の配置基準は国会でも議論になってきました。4~5歳児の保育士の配置基準は1年も変わらず、子ども30人に保育士1人です。 保育士さんたちの声と運動が力になって、政府が配置基準を見直す方向だと報道されています。 すぐにでも抜本的な見直しを行うこと、低すぎる賃金を全産業平均並みに引き上げることが必要です。
 豊かな保育をしたい、患者さんに寄り添いたいーこうした思いが、低賃金や人手不足などで奪われる。こんな働き方を変えるために、みなさんと力を合わせていきたいと思います。
 国会では参議院での予算委員会が行われています。大軍拡をめぐって岸田首相は「専守防衛は変わらない」「憲法の範囲内」「手の内を明かすことになるので答弁できない」などと繰り返し、他の問題でも「さまざま」を乱発してまともに答えません。 参議院でも徹底的に論戦していきたいと思います。


2023年3月1日水曜日

党の「鉄道提言」に共感 

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


2月15日~17日は鉄路と酪農の聞き取りを、18日は芽室町と幕別町、19日は旭川市、23日は札幌市西区で統一地方選挙に向けた演説会に参加しました。

 北海道新幹線の札幌延伸工事費は、当初計画(1兆6700億円)から約6450億円も膨らみ道民負担が発生します。札幌市によると、国からは十分説明はされていないと言われます。

 在来線の廃止も地域に大きな影響が出ます。富良野市では「JR根室本線の富良野―新得間を存続させる」署名に取り組む住民団体と懇談、新得町では同じく「存続を求める会」から「知事選の争点にしたい」と語られました。南富良野町長や議会副議長からも要望をお聞きしました。

 札幌商工会議所は、物流は北海道経済の全体の課題で、トラックドライバー不足もあり危機感等が語られました。十勝のJA士幌町はジャガイモの約7割、JAめむろからは2割をJR貨物で道外に移出し、遠くは鹿児島まで出していると重要性が語られました。

 専門家、研究者との懇談では道路予算に偏重した国の交通行政の在り方が議論になりました。どの懇談でも、わが党の「上下分離」方式(国が鉄道施設をもち、JR各社が運行する)等の「提言」が好評でした。統一地方選挙でもおおいに広げていきたい。

 十勝では2月14日の「酪農の灯を消すな!」国会集会に参加した二人にお会いできました。集会では語り切れなかった現場の実態と怒りを聞くことが出来ました。論戦に生かします。


2023年2月22日水曜日

大軍拡ストップ

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


 

参議院には3年かけて一つのテーマを深堀りする「調査会」というものがあります。私は今期から「外交・安全保障に関する調査会」に所属をしています。テーマに沿って参考人の方々に意見を述べてもらい質問をします。

 2月から早速調査会がスタートしています。「戦争防止のための要件」をテーマにした会に、参考人として元海上自衛隊の自衛艦隊司令官の香田洋二さんが来られました。「しんぶん赤旗」の新春インタビューで志位さんがその発言を紹介している方です。昨年末に安保3文書が閣議決定された後、朝日新聞に「防衛費増額への警鐘身の丈を超えている」というインタビューが掲載されています。私が「身の丈を超えている」とはどういうことか?と質問すると、「軍拡や防衛費の増額は必要だ」とした上で、「老齢化社会を迎える中で、日本の経済力、技術力、社会構造を考えたときに、ちょっと度を超えているんじゃないか。防衛省がやろうとしているミサイル開発が日本でできるのか。国を守ろうとして社会の体力を奪ってしまうのではないか」というのです。

 さらに、衆議院予算委員会で岸田首相が敵基地攻撃能力などについて質問されても、「手の内を明らかにする説明は控える」と言ってまともに答弁しなかったことについて、何度も苦言を呈したことも印象的でした。

 立場が違っても岸田政権による大軍拡ストップ!で多くの方々と力を合わせていけると感じています。


2023年2月15日水曜日

道民の足、鉄路を守る

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


『全国鉄道網の維持・活性化し未来に引き継ぐために』―国が責任を果たすことを明記した日本共産党の提案を届けながら、意見交換する調査に2月10日、高橋千鶴子衆議院議員が北海道に入り、沼田町、月形町、浦臼町などを訪問しました。私は国会内での韓国国会議員との懇談会に出席した後、JR北海道本社と道庁への訪問に合流することができました。

 JR北海道との懇談では、萩原国彦常務取締役らが対応。維持が困難な路線の発表から6年、国の監督命令に沿って取り組んできたこと、コロナ禍の影響もあり、困難な状況が打開できていない実情や人材確保の悩みも語られました。今後さらに、ホテル、不動産業に傾斜していこうとしていることもわかりました。

 北海道庁では鉄道担当局長らから、資料に沿って説明を受けました。

 意見交換で痛感したことは、経済性だけの理由で鉄道の廃線を判断すべきではないことです。乗客が乗らないから採算割れになるので、廃線しバス転換すれば、通学や病院への足の確保はもちろん、地域の経済や暮らし、文化にも大きな影響を与えることは明らかです。JR分割民営化以降、地方切り捨てが進んでいます。JR北海道と財政規模が小さい自治体任せにせず、国会において国の鉄道政策を検証・議論し、地域公共交通を守ることが必要です。

 来週には、私も十勝地域に調査に出かけます。どうすることが解決につながるのか、地域の皆さんの声を聞いて国会でも論戦していきたいと思います。

2023年2月13日月曜日

学校給食無償化と農業

 


 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

「農業の未来と学校給食のこれから」と題した和歌山県紀の川市のシンポジウムに参加しました。主催は日本共産党の杉山としお県議事務所です。
 紀の川市では2023年度から、5年の期限で学校給食を無償にしています。日本共産党と市民が運動を続けてきた中で、市長が公約として掲げてきたものです。シンポジウムはこれを恒久化するために県政の課題に位置づけ、実現・発展させようというものです。
 杉山県議は、県産小麦を学校給食パンに提供する取り組みや県議会での論戦も紹介し、昨年当選した県知事が公約にしたことは、運動の力でもあり、大事な一歩で、学校給食と農業の活性化のためにも力を合わせようと呼びかけました。
 紀ノ川農協の組合長は、県内に基幹的農業従事者が3万人いるが20代が2%を切った。私の70戸の集落で新規の担い手を育てるにはどうしたらいいかを「新規就農受け入れ協議会」で話し合い努力し増えてきた。農業の多面的機能は貨幣で換算すれば約8.2兆円とも言われる。軍事費を増やすより農民に安定的な施策が必要と訴えました。
 新規に就農して10年の青年は、受け入れ体制があり支えていただいた。就農支援金、倉庫やトラクター確保など、環境に恵まれて続けてこられた。今度は自分が助けとなり頑張りたいと言いました。学校給食の無償化は統一地方選挙の争点です。地場産の安全な食材を使うなど、生産者と消費の連携も大事です。


2023年2月8日水曜日

「岸田政権ノー」の審判を

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


 

岸田自公政権のもとで怒りに震えることばかり続いています。荒井総理秘書官が同性婚などについて差別発言を行い更迭となりました。荒井氏は「首相に申し訳ない。迷惑をかけた」と謝罪したそうですが、謝る相手が違うのではないでしょうか。

 そもそもこの問題は岸田首相が衆議院の予算委員会で同性婚について「家族観や価値観、社会が変わってしまう課題」と答弁したことが発端です。荒井氏は「秘書官もみんな反対している」と述べています。これはまさに岸田首相の問題であり、差別発言を繰り返している杉田水脈衆院議員を政務官にしたことでも岸田首相の姿勢が問われています。

 差別を許さず、同性婚の法制化や選択的夫婦別姓の実現、ジェンダー平等社会実現へ、みなさんと力を合わせ、一人ひとりが大切にされる政治を、地方政治でも国政でも実現したい。

 5日に参加した、札幌東区の党と後援会の決起集会でもこの話をしました。東区は、道議選に宮川じゅんさん、市議選に太田秀子さんと平岡だいすけさんが挑戦します。3人の決意表明を聞きながら、住民のみなさんと道政、市政を動かしていることがよく分かりました。何としても勝利したい。

 岸田政権が進める戦争する国づくりと人を大切にできない政治は根っこでつながっていると思います。日本共産党の勝利で岸田政権に審判を下し、こんな政治を変える選挙にしていきましょう。