2024年2月7日水曜日

金権腐敗政治の一掃へ

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


自民党の裏金事件の集中審議から始まる異例の開会となった通常国会。岸田首相の施政方針演説などに対する代表質問が行われ、衆議院では志位和夫さん、参議院では田村智子さんが質問に立ちました。田村さんは委員長になって初めての代表質問です。

 本会議場で田村さんの凛とした質問が響きわたり、与党も野党も聞き入っていた姿が印象的でした。岸田首相は、能登半島地震で被災した住民の声と実態を突きつけられても、「やっている」と言い、志賀原発の問題でも、避難計画の破たんは明らかなのに認めず、原発に固執する姿勢をあらわにしました。田村さんは無責任な態度を厳しく批判し、原発ゼロの決断を迫りました。岸田首相は、裏金事件で真相解明すると言わず、自身の政治資金パーティーの問題についてもまともに答弁できませんでした。

 4日に投開票となった群馬県前橋市長選挙は、野党が推した小川あきらさんが、自民・公明が推薦する現職を破って勝利しました。京都市長選でも福山和人さんが大健闘の結果となりました。裏金事件への怒り、自民党政治を変えてほしいという国民のみなさんの思いを示す結果となったのではないでしょうか。

 週末からは、党が呼びかけた金権腐敗政治を一掃のための署名も始まりました。カネで政治をゆがめる政治を許さないという世論を大きく広げて、国民のための政治へ。みなさんと力を合わせます。


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