2024年2月10日土曜日

連帯の力で理不尽打破

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


 

党大会では、東北地方はじめ全国で活躍する学生時代からの仲間に会えました。学生自治会や教育系学生ゼミナールの活動を通じて、「民主的な教師への成長を」と、若き情熱を燃やして夜遅くまで話し合った記憶がよみがえりました。
 いい仕事をしたいと願い、必死に学んで経験を積んでも、非正規雇用や雇い止めという現実があります。専門性が求められ、本来は無期雇用であるべき公務職場でも「三十数人の職員で、正規雇用は3人」という実態を聞いたときは驚きました。公務でも民間でも、雇用の心配を抱えて、いい仕事ができるでしょうか。
 札幌で「非正規雇用問題を考える会」(日本労働弁護団北海道ブロック主催)が開かれました。 雇い止め撤回を掲げストライキを実施した労組や、「要求は毎年継続」して無期雇用に転換できた労組の報告に、大きな拍手が寄せられました。会計年度任用職員制度の「公募ルール」をやめる自治体も、じわりと増えているとの発言もありました。
 私も仙台市で臨時教員を務めた時期があり、学級担任を任せられました。引け目を感じつつも、先輩の教員からは「臨時でも同じ職場の仲間」と励まされ、ある先輩党員は「信頼を得られるような仕事や実践をしていれば大丈夫」と背中を押してくれました。 正規採用をめざして励ましあったのが、冒頭に紹介した仲間たちだったのです。
 連帯の力で、理不尽な働かされ方を変えよう。どんどん広げていきたい。


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