2024年2月21日水曜日

「裏金政治」に怒りの声を

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


これまでも金にまみれた事件のたび、自民党は反省を口にしてきました。しかし、「金と利権」の政治は温存されて財界・大企業は潤う一方、くらしや地域は痛めつけられてきました。裏金事件への怒りは、このような自民党政治への怒りと表裏を成すものです。

 終わりが見えない物価高騰に、厳しい生活を強いられている高齢者や困窮世帯。進学・進路のこの時期、数万・数十万円の出費を迫られている子育て世帯。確定申告が始まり、重税とインボイスに苦しめられている中小零細業者やフリーランス。いま私たちが怒らずして、いつ怒るというのでしょう。

 先月、ある町で日本共産党へ入党した方は、かつて自民党議員を応援していたそうです。別の町の集いでは、「共産党は、自民党のように金で辞めた国会議員はいなかったんですか」と聞く方がいて、おりませんと答えると「安心しました」。全有権者規模で、党の姿や値打ちを知らせなければと痛感しました。

 国政への要望もたくさん寄せられ、反映させたいと思いつつ、衆議院予算委員会での質問時間が15分や20分では圧倒的に足りません。質問者を交代しながら1時間も追及する他の党に比べたら、あまりに悔しすぎます。今度こそ、必ず議席を奪還したい。

 先日の道党会議で、千葉隆委員長・金倉昌俊書記長など新しい道委員会の体制となりました。退任した青山慶二前委員長は、私を専従へと導いてくれた恩師でした。思いを継ぎ、新たな気持ちでがんばります。


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